南岸低気圧による大雪が関東を覆った。
雪国出身ではないので、雪が降るということに妙に嬉しく思ってしまう。
雪国の人からしたら、不謹慎かもしれないが…
この日は、どうしても都内事務所でやる仕事があったので、移動やむなし。
また、夕方からは愛川町でのコミュニティへの参加予定。
こんな日はクルマで出かけるのだが、雪予報もあって少しうれしくもあった。
朝の移動は東名高速が混むので、午後から自由が丘へ移動。道路も空いていて45分ほどで到着。
まだ雪は積もっていない。

しかし夕方になるにつれ、どんどん積もりだす。

屋根の上には15センチほど積もっている。
事務所のメンバーはみんな早めに切り上げて帰宅。
私はクルマなので呑気に構えていた。
どうせ愛川町まで行かないといけないしと。
しかし、雪はひどくなり愛川町の会合も中止になった。
事務所での仕事も終わったので早めに帰路についた。
この時17時。

悪い予感は見事的中。環八は流れていたが、東名高速は通行止め。
すると246が必然的に集中する。
都内も道路に雪が積もり始める。
246は案の定大渋滞だった。二子玉あたりで動かない。
246はバイパス形状になっているので、脇道に逃げるタイミングも難しい。
そのうち、スリップして進めないクルマが続出。
2車線あるので、片側に停車している。しかし、2車線塞いでスリップして踊るクルマも出てきた。
仕方ないので、誘導して路肩に寄せる。
そんなことを繰り返すも、30分も動かない事態になってきた。
もう246は無理だと思い、やっと脇道にそれて南武線沿いを北上する。
このあたりは混んでいない。しかし、すごい雪だ。
路面はチェーンで凸凹状態。

津久井道に入るも、新百合ヶ丘手前から、渋滞で動かなくなる…。
もうここは一車線なので、どうしようもない。
丘の上の住宅地の道を使う。
アップダウンが激しいので、路肩には乗り捨てられたクルマが雪に覆われている。
上り坂では、スリップしてもがいている…。
中にはガードレールに刺さっているクルマも…

裏道などを使って、なんとか帰宅。
この時22時。自由が丘から5時間かかった…。
自宅周辺は、25センチくらいの積雪。
この時間ではもう小降りになっていて、明日が晴れるとのこと。
今にして思えば、夜まで仕事して夜中に帰ったほうが良かったかな?
5時間雪の東京をドライブして思ったのは、
なんで雪が降るとわかっていて、チェーンや滑り止めを持たないドライバーが多いのだろうか。
ノーマルタイヤだと、ちょっとした勾配でも進めない、止まれない。
たぶん、これくらいは大丈夫って思っているんだろうなと。
走れなくなったら、どうなるか想像しにくいのだろうか。
幹線道路には放置されたクルマが沢山ある。
なんだか可哀想に思えてきた。
また今週も雪が降るかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿