気がついたらフェリーは小樽港に入っておりまして、それにしても揺れた揺れた。
これはまずいと思ったので、売店にて酔い止め購入し(お前もか?という視線を気にしつつ…)服用。ばっちり睡眠とれた。
ところがなんと…
ひと気のない店の前でバイクに跨りぼーっとしていると、近所の早朝散歩婦人が、
「今日は休みだよー」って。
もう愕然としたわけで、口は海鮮丼になっていたわけで、このつらい航海を乗り越えて、やっとただりついたと言うのに…
気を取り直して、第2候補はセコマのホットシェフで唐揚げとチーズおかかおにぎりに決めて、西へ向かって走りだした。
新品のTT100GPの皮むきも兼ねるので、ワインディングだ!くねくね道が欲しい。
ということで、余市へ向かい、道道998の当丸峠を攻めて岩内へ出て、ニセコパノラマラインをさらに華麗に攻めることにする。
なぜか荷物が多いのでそんなに無理はしないが、午前中にはいい具合にタイヤも仕上がるだろう。
ところが余市に差し掛かったところで、雨がポツポツきた。
セコマで休憩してカッパ着ようと思っていたら、だんだん強くなってきて、とりあえず手近なセブンイレブンへ滑りこむ。(ここでホットシェフを逃がすことになる)
雨支度を整えて走り出すが、どんどん雨は強くなる。
当丸峠へ差し掛かると霧で視界は数メートル、雨も強いし、路面には砂や葉っぱも舞っていて、これはワインディグ攻めるどころではなくて、皮むき前のタイヤが怖くなってw、慎重にバイクを寝かさないようにとソロソロ、バタバタと駆け上がる。
峠では一台の車ともすれ違うことはなかった。
岩内の道の駅で、やっと一息ついてトイレ休憩。
ここで車中泊で北海道を回っているおじさんに話しかけられて、これが記念すべき「今回、北海道で出会った旅人第一号」となった。
岩内では雨はあがったが、ニセコ方面を見るとしっかりと雲がかかっているわけで、これは期待である(笑)。
第一号おじさんに別れを告げて、Wにまたがり、カッパも脱がずにニセコへ向かった。
曇り空だが気持ち良い、スロットルを開けると小気味よい排気音と流れる緑の景色、北海道に帰ってきたと実感できる。
マイペースで走っていたら、後ろから煽られそうに張り付かれたので、ちょっとだけスロットルを開けたら見えなくなった。
しかし…
雨が降ってきて、同時に霧もでてきて、これから景色がよくなるのはず!というところでホワイトアウト…
さきの998より視界が悪いので、またソロソロとペースを変えて前方を探っていく。
道の駅ビュープラザに到着すると、同じように雨と霧に翻弄された同志たちが数名。
情報交換しつつ、雨に文句もいいつつも、みんな嬉しそうである。
そう、ここでやっと「旅するライダーたち」と会話することで、だんだんと気分も盛り上がってきたのだ(笑)
中山峠を越える。
35年前の思いでしかないが、想像もできないくらいに道幅広くてハイペースな峠になっていた…
なんだこの飛ばしっぷりは?と思えるほどだ。
峠の茶屋も立派になったし…
トップギアとスロットルだけで越えられる峠も味気ない気もするが、いいペースで走れるので、それはそれでいいか。
雨は上がっているが空はどんより、もう面倒でカッパも来たまま。蒸し暑い市街地を抜けて北海道博物館へ。
ここで北海道の勉強するのだが、展示を立ったまま寝てしまうという、予想以上の疲れに愕然とし、ところどころ座って休むことにした(笑)
それにしても、和人って悪いやつだな(笑)、アイヌの人たちを騙して搾取してたんだ。
こういうことは、世界中のどこでもあったことだよなと、意味もなくわかったつもりでうなづきながら展示物を見て回った。
文化って、後になって理解される、重要性に気がつくわけで、そのときはただの「現地人」くらいの認識なんだな。今も変わらないな。
ちょっとわかったふうな顔をしながら、博物館を出る。
市街地をガソリンスタンド探しながらぐるぐる回っていると、雨もやんで蒸し暑さがどっと流れ込んできた。
ああ、早くビール飲みたい。
下船前のニヤニヤが止まらない
小樽港
定休日と知り、愕然とする鱗友市場
道道998当丸峠
ニセコパノラマライン
ニセコビュープラザ。数時間でもうドロドロに。
懐かしの中山峠
北海道博物館
開拓の村
開拓の村、当時の旅館の作りは面白い。というか、今もそんなに変わっていないよな。
冷たいビールが染みる。















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