ミクニBSR32型負圧式キャブレター

片岡義男の小説には、カービュレイターという表現があるが、ここはあえてキャブレターとしておく。

そう、気化器のはなし。

僕のジェベル250xcには、ストックのミクニBSR32型負圧式キャブレターではなく、ケイヒンVE型キャブレターが装着されていた。
このVE型は負圧式の弁だけでなく、低速と中速域は機会的に弁を押し上げて、レスポンスの改善をはかった設計になっている。
おかげで、スロットルのつきも良くてパワフル感もある。しかし、燃料食うので燃費が悪いと感じている。
VE型はXR250標準のキャブで、燃調キットなどもリリースされていて、いじる楽しみもある。

だが、ノーマル状態を体感し、その違いを知りたいのだ。
中古のBSR32キャブを探すが、高価だったがやっと見つけることができて、オーバーホール兼ねて内部のクリーリング、Oリング交換を実施した。

VEとはかなりサイズも違うので交換には苦労した💦
エアクリーナーダクト、ホース類、スロットルケーブル、スロットルパイプまでも異なっており、部品揃えるだけで手間取ったがスズキ純正部品はまだ供給されていて頼もしい限り。

交換後、エンジンかかるか不安だったが、わりとあっさり始動してひと安心。冷間時はアイドリング不安定だが、温まると安定する。

さて、気になるそのフィーリングだが。
あっけないくらいに?大きく変わらない…(笑)
多少レンポンスが穏やかだが、しっかり加速するし思った以上にキビキビ動く。もっとモッサリするかと思っていた。

が、違いは高速道路だった。
テストコースの新東名。VE型は120までストレスなく加速するが、BSR32は90超えるとじれったい感じでゆっくり加速する。

巡航するときは90なので、大きな問題ではない。

最後に一番大きな違いは、燃費だった。
平均23km/Lだったのが、34km/Lまで伸びていた。
これは嬉しい。
今まで燃料たくさん燃やしていたんだな(笑)

キャブレター楽しい。BSR32はセッティング余地が少ないが、VE型は燃調キットがあるので、燃費と両立する設定を探すのも楽しそうだ。

しばらくはBSR32型で楽しもう。
さて、これでロングツーリングも安心だ。


分解掃除、Oリングも交換


組み上がり



交換作業へ
右が純正キャブBSR32、大きさが違う

ホースやチョークの位置も異なる



インテークパイプも大きいのでカットされていた。


スロットル周りも一式交換

小さいので組みやすい

ケーブル、燃料タンク、パイプ繋いで無事始動できた




スロットルワイヤーも交換

新東名と戸川林道でテスト走行、問題なし

山の中は涼しいですね

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